川村 喜一Kiichi Kawamura
ABOUT WORK
北こぶし知床ホテル&リゾート ラウンジ「Depth of Shiretoko」
布地に印刷をほどこすことで、展示環境の光や風に呼応し、空間に調和するインスタレーションとして制作され、薄地のシルク・ジョーゼットに印刷された写真は、知床の森の奥行きや海の透明感、澄んだ空気感を展示空間にもたらします。「山と海」、「人と動物」など、一見相反するようでありながら知床に共存するもの、知床の大いなる循環を形成するものたちが写されており、「保護と利用」「自然と人間社会」など、対立関係で捉えられがちな知床をめぐる観念を、アートを通じてやさしく解きほぐしたいという思いが込められています。
北こぶし知床ホテル&リゾート クラブラウンジ「Okhotsk Lovers」
バーラウンジのコンセプトである「Okhotsk lovers」から着想を得て、この空間のために撮り下ろした写真作品です。約1500年前にオホーツク海沿岸に暮らしたというオホーツク人の文化を想像し、過去であり、現在であり、未来でも空想でもあるような「Okhotsk lovers」の姿を写しました。
ABOUT ARTIST
川村 喜一Kiichi Kawamura
川村 喜一Kiichi Kawamura
写真家・美術家・狩猟者。1990年東京都出身。東京芸術大学大学院修了。2017年より北海道・知床に移住。2020年、作品集『UPASKUMA アイヌ犬・ウパシと知床の暮らし』を玄光社より出版。主な展覧会に「大地に耳をすます 気配と手ざわり」(東京都美術館・2024年)などがある。2026年より「北のアルプ美術館」の館長を務める。